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ザ・リアル・フォーク・ブルース |
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ハウリン・ウルフが普通のブルースサウンドにのって吠えまくる。そう、なぜだろう普通の音ではハウリンらしく感じないという変な状況の俺。そう聞く順番を間違えて進むとこうなるのだ的状態になりやすい時代に聞き始めたことが原因なのだろう。そうオリジナルチェスアルバムはなんといっても入手困難というのがその昔の日本。シカゴブルース自体が好きな人、興味のある人以外には全く持って???状態の時代がかれこれ30年前。p-vineが勇気をというか、日本の音楽支えるのだ時代(大げさだな)があってオリジナルのチェスが入手が楽になった・・・なにしろ簡単に入手できたのは謎の編集アルバムだけだったのが私の高校、大学時代。おかげでローリング・ストーンズが神の状態であり、時々やってくるブルースマンたちが本物の神扱いという凄まじい時代であった。そしてp-vine
がチェスとの契約に成功してアナログが日本で気楽に入手可能になり、やっと本物に出会えた。その後はとにかくは必殺のバブルがあり。。。。うほほほで助かったが・・まあ・・・うーむ・・・だが要するにそういうことがあり聞くことが可能になり。ようやくウシシシシ。そしてこの作品。いやあ、ウルフが普通のシカゴブルースを歌っている。そう、チェスの音にウルフが歌っている。サウンドはチェスのブルース。そうシカゴブルースの典型の音。だが歌がウルフ。いやあなんだろう、本当に強烈。この割れるようななんとも言えない声がすべてを表現しささえ何かを伝えてくる。ただしこの割れるような声が好きになることができるかどうかがカギになってくる。いやあ、王道のチェスサウンドにウルフが歌っている。強烈な声でひたすら音を支えてくれる。この響きがなんとも最高の感じだ。太く割れるような声でチェスサウンド。強烈。
ただしなじめるかどうかは聞く人次第。参りました。 |
曲目 |
1.KILLING FLOOR
2.LOUISE
3.POOR BOY
4.SINNTIN' ON TOP OF WORLD
5.NATURE
6.MY COUNTRY SUGAR MAMA
7.TAIL DRAGGER
8.THERE HUNDRED POUNDS OF JOY
9.THE NACTCHEZ BURNIN'
10.BUILT FOR COMFORT
11.OOH BABY HOLD YOU
12.TELL ME WHAT I'VE DONE
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